重訂解体新書

情報により、この解剖書は『重訂解体新書』と解りました。

『重訂解体新書』とは、有名な『解体新書』が拙速主義で作られて、不完全な翻訳などがあったため、その誤訳などをただすなどの処 理を施したものだそうです。

重訂・解体新書 (じゅうてい・かいたいしんしょ) 全十三冊
杉田玄白訳 ; 大槻玄沢重訂
文政9年 (1826) 大槻玄沢が師の杉田玄白より『解体新書』の原典を翻訳・重訂するよう依頼され刊行したもので、内容は杉田玄白の『解体新書』よりはるかに正確で、江戸時代の解剖書としては最も完備したものであると同時に大槻玄沢の学識の博さが知られる。また図版の方は、中伊三郎の作で、伊三郎は大阪の蘭学者中天游の徒弟で、江戸で玄沢に学んだ斉藤方策がその技術を認め玄沢にすすめたと伝えられている。
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